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ハワイにマナを探しに行ってきました!2

イルカ船の女船長

マカハのイルカ

 ハワイ・マウイ島のお話の続きです。観光客があまり行かないような地区に行くと、意外に素のロコたちに会えたりします。その日はイルカを取材に、マウイ島西海岸にあるマカハの海にいきました。開発されたホノルルや東海岸と違い、西海岸にはまだまだロコの生活が垣間見えます。イルカウオッチングのために、マカハの港に着くと、マグロフィッシングの大会をしていました。駐車場の車のそばには思い思いのテントが張られ、アヒ(マグロ)のバーべキュウに興じる大人と、港で釣り竿をふるう子供たちがいっぱいです。大人はみな小錦関のような素晴らしい体格で、日本で「でぶ」と言われる私も、小さく見えます。
 イルカウオッチングの船の船長は女性で、乗組員もみんな女性。なかなかいい船です。沖に出ると赤茶けたハワイの西側海岸が一望にできました。ちょっと火星の風景のような、荒涼とした風景でした。それに反したマカハの青く深い海。これもハワイだなあ~と、つくづく感心です。いつしかイルカも船を並走しだし、そこここに背びれがみえます。ときおり、ウミガメも浮いてきて、ぷかぷかとしています。「マカハの海は豊かなんだ」と感じました。船からは海岸に緑の屋根をした「コニシキ」の豪邸も見えました。船長が、「コニシキ」はマカハの出身で、ここに両親や家族のために豪邸を建てていると教えてくれました。
 港へ戻るとマグロフィッシング大会も表彰式を迎えており、200キロオーバーの見事なマグロがつるされていました。相変わらず小錦クラスの親父たちは、アヒ(マグロ)のステーキで、ビールを飲み続けいていました。あー、ここに住んでもいいかなと、一瞬思った瞬間でした。

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